橋本 美月の本棚
Panda Bear, Panda Bear, What Do You See?

Panda Bear, Panda Bear, What Do You See?

Bill Martin, Jr. / Eric Carle HENRY HOLT 2006年1月1日

感想

先日、話題の児童書として耳にしたこの本を手に取ってみました。動物から動物へと視線がリレーされていく、なんとも洗練された構成に引き込まれてしまいました。 パンダから始まる連鎖は、実に自然で美しい流れです。各ページで異なる動物が登場し、次々と別の動物を見つめていく様子は、子どもの想像力を存分に刺激するでしょう。ボードブック版というのも、小さなお子さんがいる家庭では嬉しい配慮ですね。 ただ個人的に興味を引いたのは、単純な楽しさだけでなく、動物保全という重要なテーマが織り交ぜられている点です。最後のページで、人間の子どもがこれらの絶滅危機の動物たちを見つめるという終わり方は、大人が読んでも考えさせられます。カラフルなイラストも素敵で、楽しみながら自然保護について学べる、意味のある一冊だと感じました。 孫たちへのプレゼントにも最適だと思います。

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