page_diaryの本棚
ママがもうこの世界にいなくても

ママがもうこの世界にいなくても

遠藤 和 小学館 2021年12月1日

感想

この本を手にしたのは、SNSで話題になっているのを見かけたから。正直、重い内容だろうなと覚悟して読み始めたんですが、思っていたのと全く違いました。 遠藤さんの日記という形式だからこそ、その時々の素直な気持ちが伝わってくるんです。絶望的な状況なのに、どこか前向きで、時には冗談めいた言葉遣いで「あ、この人本当に生きてるんだ」って感じる。限られた時間の中で、愛する人との日常をこんなに大切にしている姿勢に心が揺さぶられました。 大学院の研究で疲れてる時とか、人生について考えてしまう時に読むと、自分がいかに小さなことで悩んでいるのか気づかされます。でも同時に、日々を丁寧に過ごすことの大切さ、好きな人との時間がいかに貴いのかが痛いほど分かる。 重いテーマだけど、絶望の本ではなく、愛と人生を考える本。読み終わった後、ぼんやり考え込んでしまいました。本当に大事なものって何なのか。そういう問いを静かに投げかけてくれる素敵な一冊です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ