ひなたの本棚
探偵小石は戻らない

探偵小石は戻らない

森 バジル 小学館 2026年9月30日

感想

前作『探偵小石は恋しない』が面白かったので、続編も迷わず手に取りました。期待値が高かったのですが、それを軽く超えてくる傑作でした! この作品の最大の魅力は、予想を裏切り続ける構成です。犯人として小石が目撃されるというプロローグから始まり、次々と視点が切り替わって真実が明かされていく過程は、本当にページをめくる手が止まりません。通勤電車の中で続きが気になって、思わず降り駅を乗り過ごしてしまったほど。 小石と蓮杖の掛け合いの楽しさも健在で、ミステリの緊迫感の中にも息抜きがあって、読みやすいんです。38歳にもなると、複雑すぎるプロットより、こういう「ページターナー」な面白さが心に響きます。 本当にラスト数ページには驚きました。「えっ、そう来たか!」という感じ。編集さんのおすすめ通り、ネタバレなしで読むことをお勧めします。週末の息抜きに最適な一冊。シリーズの続きが気になって仕方ありません。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ