ひなたの本棚
感想

久しぶりにSF小説の醍醐味を味わった感じです。謎のメッセージから始まる冒険譚、という設定だけで既に引き込まれてしまいました。 主人公ゲシールが次々と予想外の状況に直面していく展開は、ページをめくる手が止まりません。特に異なる惑星での出来事が絡み合っていく構成が巧みで、読んでいて「次はどうなるんだろう」というワクワク感がずっと続きました。仲間が精神支配される場面では、思わず息をのんでしまったほど。 文庫本というお手頃なフォーマットも良いですね。通勤電車での合間に読み進められるし、一気読みしたくなる面白さなのに無理なく読める長さがちょうど良い。仕事で疲れた日の夜も、この物語の世界に浸ることで気分転換できました。 SF特有の想像力をかき立てられる面白さと、キャラクターの関係性の深さが両立している作品です。もう少し詳しく知りたい部分もありますが、それもまた続きを読む楽しみになりそう。気軽に楽しめるSFの傑作だと思います。

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