かなちゃんの本棚
蒼い時 文庫編集部

蒼い時 文庫編集部

山口百惠 集英社 1981年4月1日

感想

山口百恵の自叙伝ということで、ちょっと歴史的な本かな…って思いながら手に取ってみました。SNSで話題になってたので気になってて。 正直、昭和の時代の話なので最初はピンとこない部分もありました。でも読み進めると、有名人だからこそ抱えてた葛藤とか、親子関係とか、すごく人間らしい部分が描かれてて引き込まれます。結婚を前にしたタイミングで書かれたっていうのが、著者の心情がすごく生々しく伝わってくるんですよね。 ただ、期待していた割には…という感じもします。もっとドラマティックな展開があるのかなって思ってたし、恋愛について書かれてる部分ももう少し詳しく知りたかった気がします。歴史的価値はあるんだろうけど、現代に生きる私たちにとって、どこまで響くのかはちょっと微妙。 懐かしい時代の空気感は好きだけど、あくまで昭和の遺産を読む、みたいな感じになっちゃったのが残念。同年代の友達には勧めにくいかな。

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