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たまさかの古本屋 シマウマ書房の日々

たまさかの古本屋 シマウマ書房の日々

鈴木 創 亜紀書房 2025年12月9日

感想

仕事帰りに立ち寄った古本屋での時間って、本当に特別だなと改めて感じさせてくれた一冊です。 名古屋の古本屋「シマウマ書房」の店主が綴るエッセイなのですが、これがもう、読んでいて心がふわっと軽くなるんですよ。古本という存在を通じて、人と本がどう出会い、どう別れていくのか。その関係性の豊かさが本当に素敵に描かれています。 エンジニアという仕事をしていると、どうしても論理的で効率的な視点で世界を見てしまいがちなのですが、このエッセイを読んでいると「本ってこんなに自由で温かいんだ」って思い出させてくれます。レジでのちょっとした会話、遠方からの注文客、本棚の前でたたずむ人たち——ごく普通の日常が、実はすごく大事な何かを運んでいるんだなって。 気軽に読み始められるのに、じんわりと心に残る。活字離れが叫ばれる時代だからこそ、こういう本が存在することが本当に素敵だなと思います。週末の気分転換に、ぜひ。

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