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コズミック・ガール 宙わたる教室

コズミック・ガール 宙わたる教室

伊与原 新 文藝春秋 2026年4月22日

感想

ドラマ化で話題になっていたので、続編が出たと知ってすぐに手に取りました。前作『宙わたる教室』は、定時制高校の科学部が地道に研究を重ねる姿勢が素敵だったし、キャラクターの成長物語としても引き込まれていたんです。 ただ、この続編はそのわくわく感が薄れてしまった印象です。新生科学部の立ち上げという設定自体は興味深いのに、ストーリーがどこか散漫で、前作のような緊張感が感じられません。かつてのメンバーの再登場も、懐かしさはありますが、新しい物語として昇華しきれていない気がしました。 公務員という職業柄、「達成感を得るまでの過程」が好きで読んでいるのですが、この作品では目標に向かう道のりが明確に見えない。キャラクター描写も表面的になったように感じ、前作で好きだったメンバーの深掘りがもう少し欲しかったです。 話題作だからこそ期待値が高まっていたのかもしれません。それでも、もう少し丁寧に物語を進めてくれたら、と残念に思いました。

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