Mandala: Colouring Books for Adults with Tear Out Sheets
Wonder House Books WONDER HOUSE BOOKS 2018年1月1日
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2026年06月01日
山本ゆりさんの新作レシピ本が出たと聞いて、早速手に取ってみました。syunkonカフェごはんのファンなので、4年ぶりのコラボ企画は見逃せません。 正直、レシピ本としての完成度の高さはもちろんですが、附属のiwaki耐熱容器が想像以上に使い勝手がいいです。ダークグレーの色合いも落ち着いていて、食卓に出してもそのまま食べられるくらいおしゃれ。仕事が忙しい平日の自炊を強力にサポートしてくれそうです。 レシピの方も、レンチンやオーブン、冷凍と容器の特性を活かしたものばかりで、公務員生活で時間に追われている私にぴったり。難しい工程がなく、材料も手に入れやすいものが多いのが嬉しいポイント。おかずからスイーツまで幅広い内容で、週末にまとめて作り置きするのに最適だと感じました。 限定カラーという点も、流行に敏感な身としては惹かれた要素です。実用性とデザイン性を兼ね備えた一冊、毎日の食卓が少し楽しくなりそうです。
2026年06月01日
話題になっていたので気になって手に取ってみました。プロレスの舞台裏を知る人物だからこそ語れる内容だろうという期待があったのですが、正直なところ期待と現実のギャップがありますね。 確かに、新日本プロレスの歴史を間近で見てきたレフェリーの視点は貴重です。猪木や長州力といった伝説的なレスラーたちの試合について、観客には見えない角度からの話が読める点は興味深い。ただ、「タブーを激白」という触れ込みの割には、プロレスがエンターテインメントであること自体はもはや周知の事実では…と感じてしまいました。 文庫版での読みやすさは評価できますが、内容としては新しい視点というより、業界人が既知の事実を説明しているような印象が拭えません。プロレスファンなら興味深く読めるかもしれませんが、一般的な読者層にはやや物足りないかな。公務員という堅い職場にいると、こういう大らかなエンターテインメント論も悪くないのですが、今回はもう一歩踏み込んだ内容が欲しかった気がします。
2026年05月06日
話題になっていたので手に取ってみたのですが、これが予想以上に良かった。久保みねヒさん、ヒャダインさん、こじらせナイトという番組のメンバーによる密室トークを書籍化したものなのですが、三者三様の視点から「中年」という人生のステージについて語られているのが興味深い。 公務員という立場で人間関係に気を使う日々を送っていると、つい自分の心の声を後回しにしてしまうことがある。この本を読んでいて、そういう時期だからこそ見つかる人間関係や自分自身との付き合い方があるんだなと改めて気づかされた。ほろ苦さを愛おしく感じるようになるという、その感覚の描き方が本当に素敵。 対談形式だから読みやすく、どのページから開いても楽しめるのも良い。仕事で疲れた日の夜、ベッドで少しずつ読み進めるのにぴったりでした。アラサーの今だからこそ響く言葉がたくさん詰まっていて、同年代の友人にもおすすめしたい一冊です。
2026年05月06日
話題作だったので手に取りましたが、正直なところ期待と現実のギャップに戸惑ってしまいました。 舞台となる昭和の日本、特に任侠の世界と歌舞伎という異なる文化が交錯する設定は非常に興味深いのです。一人の男が二つの世界に揺らぎながら生きていく葛藤、そこに時代の流れが重なっていく...素晴らしい物語の骨組みだと思います。 しかし、下巻である本作を読んでいて感じたのは、物語が長く展開される割に、登場人物たちの内面の深さが今ひとつ伝わってこない点です。派手な場面描写や人間関係の複雑さは丁寧に描かれているのに、彼らがなぜそこまで執着し、何を求めているのか、その本質的な部分がぼやけているような気がしてしまいました。 受賞作品ということもあり、より深い感動を期待していたのかもしれません。悪い本ではないのですが、仕事の息抜きに読むには長く、心を揺さぶるには物足りない、そんな微妙な位置付けの一冊となってしまいました。
2026年05月06日
最近SNSで話題になっていたこの作品、やっと読む機会に恵まれました。赤川次郎のデビュー50周年記念作という肩書きも気になっていたんです。 いやもう、冒頭から引き込まれました。捜査一課の刑事と殺し屋という正反対の立場にある親友同士という設定だけで、もう物語として完成されているんじゃないかと思うほど。二人の関係性が緊迫感とユーモアのバランスを見事に保っていて、公務員として日々ルールの中で生きている自分だからこそ、このテンションの高さが心地よく感じられます。 何より素晴らしいのはキャラクターの描き方。容子も結美も、それぞれが信念を持って行動していて、どちらかが完全に正しい・間違っているという単純な構図ではない。そういった深みがあるからこそ、ページをめくる手が止まらなくなるんですよね。 エンディングの「カッコいい女の顔」というフレーズも納得です。青春クライムサスペンスという言葉がぴったり当てはまる、大人が読んでも十分に楽しめる傑作でした。新装版で復活してくれたおかげで、新しい世代にも届くといいなと思います。
2026年05月06日
週刊文春の話題作だということで、いつか読もうと思いながら積ん読になっていた一冊。今回文庫化されたこのタイミングで、ようやく手にとることができました。 密室ミステリーというのは一定数存在しますが、この作品のユニークさは、犯人を特定してはならないという禁止事項そのものが物語の核になっている点です。離島という地理的な隔絶に加えて、論理的な制約までもが登場人物たちを追い詰めていく緊迫感は秀逸。 浪人中の少女・里英の視点から事件の推移が描かれるため、読者も彼女と一緒に絶望感や焦燥感を味わうことになります。公務員として日常的に法令や規則に向き合う身としては、この「十戒」という絶対的なルールが容赦なく機能する世界観が、妙にリアルに感じられて、余計に背筋が凍る思いでした。 綿密に構成されたプロットながら、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、読み進めるのが止まりません。話題になったのも納得の傑作です。
2026年05月06日
懐かしい気分で手に取ったブラック・ジャック9巻ですが、改めて読むと本当に面白いですね。子どもの頃に読んだ時とは違う視点で、医者としての葛藤や患者との関係性が深く響きました。 この巻に収録されている話は、医療倫理やお金と命の問題、そして人間らしさについて考えさせられるエピソードが多くて、公務員として働く身としても非常に興味深いです。手塚治虫の描く患者たちのストーリーは一話一話が完結しながらも、ブラック・ジャックというキャラクターの奥深さが少しずつ明かされていく構成が素晴らしい。 古い作品ですが、現代にも通じるテーマばかりで、むしろ時間が経つからこそ見えてくる普遍性があるんだと感じます。絵のタッチも独特で、ストーリーテリングの上手さも相変わらず。最近、話題の新刊ばかり追いかけていたので、こういった名作を改めて味わうのは本当に良い経験になりました。医療系の作品が好きな方には特にお勧めしたい一冊です。
2026年05月06日
話題になっていたので手に取ってみたのですが、こんなに重い作品だとは思いませんでした。19歳の貫多が冷凍倉庫での日雇い仕事の中で感じる劣等感と怒り——その澱のような感情が、本当にリアルに伝わってきます。 公務員という安定した職にいる自分からすると、希望も見通しもなく生きる主人公の姿勢は、ある種の覚悟のようにも見えて、羨ましくもあり怖くもあり。私小説的な手法で描かれているからでしょうか、読んでいて居心地の悪さを感じずにはいられません。その不快感こそが、この作品の力なんだと思います。 併録の「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」では、後年の貫多の人生が描かれていて、序編から続編へと読み進めることで、より深い味わいが得られました。文学的価値があるのはもちろんですが、現代を生きる若者のもやもやした心情を言語化する力に、芥川賞の意味を改めて感じた一冊です。
2026年04月06日
最近SNSで話題になっていたので気になって手に取りました。「香り」という一見地味なテーマを中心にした物語ですが、これが本当に引き込まれる。 調香師・朔のもとに訪れるクライアントたちの秘密と、彼自身の孤独がじっくり丁寧に描かれていく構成が素晴らしいです。公務員という職業柄、複雑な人間関係や隠された事情を持つ人たちの心理に引き付けられやすいのかもしれません。この作品は、一人ひとりの背景にある物語を香りというメディアを通して浮かび上がらせていく。その手法が非常に上手い。 特に印象深かったのは、香りが単なる香水ではなく、思い出や感情、人生そのものと結びついているという表現方法。読んでいて「あ、この香り私も知りたい」と思わせてしまう魔力があります。 やや長編で、仕事の合間に少しずつ読み進める感じでしたが、むしろそうやってじっくり味わうのに向いている本だと思いました。話題になっている理由が納得できる、素敵な一冊です。
2026年04月05日
話題の『容疑者Xの献身』をようやく読み終わりました。直木賞受賞作ということで、前々から気になっていたのですが、期待以上の面白さです。 石神という孤独な天才数学者が、隣人の女性のために完全犯罪を企てるというプロット。一見、ミステリーですが、実は深い人間ドラマなんですね。公務員として日々ルーティンワークをこなす自分からすると、社会の中で誰にも認められない才能を持つ石神の葛藤がすごく胸に響きました。 特に印象的だったのは、湯川学との対比。同じ天才でも、一人は光を浴び、一人は暗闇で輝く才能を秘したまま。そのコントラストの中で展開する物語の緻密さに、一気読みしてしまいました。 数学的なトリックが複雑すぎないので、ミステリー初心者にも読みやすいのも良いところ。それでいて、愛や献身といったテーマの重みもある。この本が流行っている理由がよく分かります。ガリレオシリーズ、他の作品も今から楽しみです。
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