少年院ウシジマくん(7)

少年院ウシジマくん(7)

真鍋昌平 / 山崎童々

出版社:小学館 出版年月日:2026/04/02

小学館 | 2026/04/02

3.50
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

『少年院ウシジマくん』シリーズを追い続けている身として、7巻も一気読みしてしまいました。このシリーズってほんと、重いテーマを扱いながらも、キャラクターたちの成長や葛藤がちゃんと描かれているところが魅力なんですよね。 7巻では、これまで積み重ねてきた伏線がいろいろと回収される場面が増えていて、ドキドキしながら読み進めました。少年院という限定的な空間の中で、少年たちが本当に何を求めているのか、何に向き合おうとしているのかが見えてくる感じがします。絵のクオリティも安定していて、表情の細かな変化で登場人物の心情が伝わってくるのが素晴らしい。 ただ、物語が進むにつれて、複雑な人間関係が増えていくので、時々読み返したくなることはあります。でも、その複雑さこそが現実味を感じさせてくれるんだと思うんです。続きが気になって、次巻も絶対読みたい一冊。

感想

話題になっていると聞いて手に取った7巻目です。少年院という題材の重さに対して、ストーリーの進み方がやや淡々としているという印象を受けました。 連載が長く続いているシリーズということもあって、登場人物たちの関係性が複雑に絡み合っているのは確かです。ただ、この巻単体では新しい展開というより、既存のプロットを深掘りしている感じで、正直なところ目新しさに欠けるかなという感じがしました。 少年たちの心理描写や獄中での葛藤など、テーマ自体は悪くないのですが、表現方法の工夫が足りないのかもしれません。公務員という仕事柄、社会的に弱い立場の人たちへの関心はありますし、このマンガが描こうとしている世界観には共感できる部分もあります。 ただ、何度もシリーズを追いかけるほどの強い引力は感じられませんでした。続きが気になって仕方ないというわけではなく、「ああ、そういう展開なんだ」くらいの感覚で読み終わった感じです。既読者は続けて読む価値があると思いますが、これから始める人にはおすすめしづらいかな、というのが正直な感想です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ