みいの本棚
とある魔術の禁書目録(21)

とある魔術の禁書目録(21)

鎌池 和馬 / 灰村 キヨタカ KADOKAWA 2010年8月10日

感想

話題のシリーズもいよいよ21巻。息子たちが夢中になっているのを見ていて、親としても気になって読み始めたのですが、これは本当に面白いですね。 複数の主人公たちが異なる場面で同時進行で展開する物語構成が秀逸です。第三次世界大戦という大きな枠組みの中で、それぞれのキャラクターが必死に自分のミッションに向き合う姿が、読んでいて本当に緊迫感があります。親世代の私が読んでも、各登場人物の葛藤や決断に心を掴まれてしまいます。 特に印象的だったのは、キーとなる存在たちが次々と登場する場面。謎の羊皮紙にしても、各キャラクターの出会いにしても、伏線が張られていることが感じられて、次巻への期待がふくらみます。ライトノベルというジャンルを超えた、本格的なストーリーテリングの素晴らしさに改めて気づきました。 長く続いているシリーズだからこそ、キャラクターたちへの愛着もひとしお。息子たちとの会話の中でも、このシリーズについて盛り上がるようになりました。エンタメ性と深さのバランスが完璧です。

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