のんちゃんの本棚
感想

新潮社の文庫セレクション、このアンソロジーは本当に素敵な一冊でした。仕事で疲れた帰り道、カフェで手に取った時点で、すでに何か特別なものを感じていたんです。 現代の第一線で活躍する7人の作家が「夏」というテーマで書き下ろした短編集なのですが、どれもこれも個性的で面白い。ある作品は切なさで胸を締め付けられ、別の作品では思わず笑ってしまう。そして時には背筋が凍るような恐怖を感じさせる、そんな多彩な魅力が詰め込まれています。 特に良かったのは、どの作品も一気読みしたくなる引き込まれ方なのに、読み終わった後になんとなく人生について考えさせられるところ。会社員生活で忙しい日々だからこそ、こういう「ふと目にした一行が心に残る」という体験は本当に贵重だと感じます。 小説をよく読む人にはもちろん、最近は文学から遠ざかってるなあという人にもおすすめしたい。このタイトル通り、自分自身へのプレゼントとして手に取ってみる価値が十分あります。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ