流山市はなぜ選ばれ続けるのか 共働き子育て世代が移住し、住民の93%が「住み続けたい」まち (携書276)

流山市はなぜ選ばれ続けるのか 共働き子育て世代が移住し、住民の93%が「住み続けたい」まち (携書276)

井崎義治

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 出版年月日:2026/02/20

ディスカヴァー・トゥエンティワン | 2026/02/20

3.25
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

流山市という存在をこれまで特に意識したことがありませんでしたが、この本を手にして、地方都市の経営戦略について学ぶ良い機会になりました。 井崎市長が直接語る内容だけあって、人口減少時代に逆風を受けながらも、いかにして共働き子育て世代を惹きつけたのかという点は興味深く読みました。マーケティングの手法や市民ファーストの施策展開など、実践的な事例が紹介されており、地域づくりに関心のある方にとっては参考になるでしょう。 ただ、新書という限られた紙幅の中での記述のためか、もう少し深掘りした分析があれば、より説得力が増したのではないかと感じます。また、成功事例を追うだけでなく、その過程での試行錯誤や失敗についても知りたかったところです。 地方創生に向き合う現代だからこそ、このような事例研究は価値があります。特にボランティア活動を通じて地域に携わる身としては、参考になる視点が多くありました。特別に素晴らしいとは言えませんが、誠実に書かれた実用的な一冊だと思います。

感想

流山市の成功事例を通じた都市経営戦略の本だということで手に取ってみました。人口減少時代に逆行して人口が増え続け、住民満足度が93%という数字は確かに興味深い。市長自ら執筆しているという点も珍しいですし。 ただ正直なところ、内容は想像の範囲内に収まってしまった感があります。子育て世代をターゲットにした施策、駅周辺の開発、自治体としてのマーケティング意識——こうした取り組み自体は理にかなっていて、だからこそ流山市は成功しているんだろう。しかし本書を読んでも、「では自分の街でもこうしよう」という実行可能な示唆を得るのは難しい。成功事例の紹介に留まっている感じがするんです。 新書という形式なので情報量に限界があるのは理解していますが、もう少し深掘りや、他の自治体への応用可能性について掘り下げてあれば、より説得力があったかもしれません。流山市という具体例は確かに貴重ですが、汎用性を考えると物足りなさが残ります。

感想

孫たちが大きくなるにつれて、街づくりや地域のことに興味を持つようになりました。この本は流山市という身近な街がどのように発展してきたのかを市長自ら語ってくれるということで、手にとってみました。 正直なところ、難しい経営用語がたくさん出てくるのかと心配でしたが、意外とわかりやすく書かれていますね。共働き子育て世代をターゲットにした施策、駅前の整備、子育て環境の充実など、具体的な事例がたくさん紹介されていて、なるほど!と思うことばかり。 特に印象的だったのは、流山市が「知名度ゼロの郊外都市」という弱みをどう乗り越えたかというところです。工夫と戦略で街全体が活気づいていく様子が伝わってきました。これからの日本の多くの地方都市の参考になるはずです。 さらっと読める新書版というのも嬉しいポイント。パート帰りの疲れた体でも無理なく読み進められました。地域に暮らす人間として、自分たちの街がどう変わっていくのか、もっと目を向けるべきだなと感じさせてくれる一冊です。

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