俺たちの箱根駅伝 下

俺たちの箱根駅伝 下

池井戸 潤

出版社:文藝春秋 出版年月日:2026/09/02

文藝春秋 | 2026/09/02

4.75
本棚登録:6人

みんなの感想

感想

上巻で引き込まれてしまい、どうしても続きが気になって下巻も読んでしまいました。この年齢になると、本選びは慎重になるものですが、このシリーズはそうした慎重さを忘れさせてくれるほどの面白さがありました。 箱根駅伝という題材を通じて、若き選手たちの真摯な姿勢と、それを支えるスタッフの奮闘が丁寧に描かれています。特に感心したのは、様々な背景を持つ登場人物たちが、それぞれのプライドや想いをぶつけ合う場面。人生経験を重ねた身としては、こうした人間模様がとても説得力を持って感じられました。 ドラマ化も決まったそうですが、その前にこの物語を読んでおいてよかった。原作の空気感を自分の中で描きながら物語に浸ることができました。完結編としても、きちんと区切りがついていて気持ちよく読み終えられます。若い人にも年配の読者にも、心に響く一冊だと思います。

感想

ドラマ化が決定したというニュースを見かけて、思わず手に取った一冊です。上巻から一気読みしてしまいました。 箱根駅伝という日本の冬の風物詩を舞台に、選手たちの青春と葛藤、そしてそれを支えるテレビスタッフたちの熱意が描かれています。スポーツ小説というと、つい選手目線の感動ものを想像していましたが、この作品はそれだけではありません。放送側の視点から大会を追う視線が新鮮で、何度も読んだことのある箱根駅伝も、こんなドラマが裏側にあったのかと思わせられます。 キャラクターたちが本当に生き生きしていて、ページをめくる手が止まりません。完結編である下巻では、それぞれの想いが一つのレースに向かって収束していく様が、見事に描き出されています。誰が勝つかよりも、そこに至るまでの過程に心を掴まれました。 大泉洋さん主演のドラマも気になりますが、まずはこの小説で充分に余韻に浸りたい気分です。大人の読者にこそ響く、素敵な物語でした。

感想

上巻に続いて下巻も一気読みしてしまいました。この作品、思っていた以上に引き込まれますね。 箱根駅伝という日本人なら誰もが知る大イベントを題材にしながらも、選手だけでなくテレビ局のスタッフ側の視点も丁寧に描いているところが秀逸です。会社員として働く身としては、徳重たちが放映に向けて奔走する姿勢に妙に共感してしまいます。組織の中で目標に向かって動く、その緊張感がリアルに伝わってくるんです。 後半に進むにつれて、各キャラクターの想いが収束していく過程が見事。寄せ集めチームの挑戦と、それを映像化しようとするスタッフの熱意が交差する展開は、ただのスポーツドラマではなく、人間ドラマとしての深みがあります。 ただ、登場人物が多いのと、複数の視点が交錯するため、時々話の流れを追うのに集中力が必要な場面もありました。それでも完結編としての満足度は高く、本当に良い終わり方だと感じます。ドラマ化も決まっているようですし、この興奮を多くの人と共有できるのは素晴らしいことですね。

感想

ドラマ化決定のニュースで気になって、上巻に続けて一気読みしました。箱根駅伝を舞台にした作品とは思えないほど、人間ドラマとしてぐっと引き込まれます。 下巻は本選の本番という最高の盛り上がりの場面。テレビ局スタッフの葛藤、選手たちのプレッシャー、監督の決断など、複数の視点から物語が進んでいくので、飽きることなく読み進められました。特に「寄せ集めチーム」が前代未聞の目標を目指す過程は、本当に応援したくなります。 駅伝という競技についての知識がなくても大丈夫。むしろ青春小説として、人間関係や葛藤、成長がこんなに丁寧に描かれているのかと驚きました。完結編というのにふさわしい、しっかりした終わり方も満足です。 ドラマも楽しみですが、本で読んだからこその深さを感じました。最近、話題の本をちょっと敬遠していた時期もあるのですが、こういう丁寧で良い作品もちゃんとあるんだなと改めて実感。家事の合間の息抜きに、大人だからこそ味わえる感動をもらいました。

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