ALSと笑顔で生きる。 声を失った声優の「工夫ファクトリー」

ALSと笑顔で生きる。 声を失った声優の「工夫ファクトリー」

津久井 教生

出版社:講談社 出版年月日:2026/04/27

講談社 | 2026/04/27

4.00
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みんなの感想

感想

難病と向き合う話ときくと、つい身構えてしまうんですが、この本は思ったよりずっと前向きで、読んでいて気持ちが沈まなかったのが良かった。声優の津久井教生さんがALSを宣告されてから、言葉を失っていく過程を綴った日記なんですけど、ご本人の「工夫ファクトリー」という表現がぴったりで、制限される中でも工夫して生きていこうとする姿勢が本当に素敵です。 妻の雅子さんとの会話も温かくて、夫婦ってこういうときに本当の関係が見えるんだなと改めて感じました。自分たちが人生の岐路に立ったとき、どんな選択をするのか、どんな言葉をかけるのか。そういう大事なことを教えてくれます。 公務員という職業柄、人生設計を立てることが多いのですが、こういう予測不可能な状況でも前に進もうとする人の話を読むと、自分の小さな悩みは案外大したことじゃないんじゃないかって思えるんです。難病の闘病記というより、人生をどう生きるかについての本だと感じました。ぜひ多くの人に読んでほしいです。

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