すべて真夜中の恋人たち

すべて真夜中の恋人たち

川上未映子 / 川上 未映子

出版社:講談社 出版年月日:2014/10/16

講談社 | 2014/10/16

4.50
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

自営業で一日中パソコンと向き合っていると、人間関係って本当に難しいなって感じることばかり。そんなときにこの本を手に取ったら、もう一気読みでした。 主人公の心のもやもやした感じがすごくリアルで、「あ、これ私だ」って何度も思わず笑ってしまいました。誰もいない部屋での静かな日常と、三束さんとの出会いで少しずつ変わっていく心情の描き方が本当に素敵。芥川賞作家ならではの繊細な文章が、心に染み込んでくるんです。 恋愛小説というより、孤独な人間が別の誰かと繋がることの大切さを教えてくれる作品だと感じました。真夜中という時間設定も相まって、どこか幻想的で美しい世界観に引き込まれます。自分の人生や人間関係について考え直すきっかけをくれた一冊。心が疲れている人にこそ、読んでほしい。

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