デスマーチからはじまる異世界狂想曲 35

デスマーチからはじまる異世界狂想曲 35

愛七 ひろ / shri / 長浜 めぐみ

出版社:KADOKAWA 出版年月日:2026/03/10

KADOKAWA | 2026/03/10

4.00
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

35巻も続いているシリーズだというのに、いまだにこんなに楽しめるなんて素晴らしい!もう常連客のような感覚で毎回この世界へ帰ってくるのが習慣になっています。 今回もサトゥーと仲間たちの冒険は相変わらずユニークで、観光大臣としての務めから神界への招待まで、スケールの大きさに驚かされました。何度も読み返してもサガ帝国の和風の町並みの描写は本当に素敵で、異世界なのに懐かしい感じがするんです。そしてウリオン神とカリオン神が登場したときは、またどんな珍事が起きるんだろうとワクワクが止まりませんでした。 肉体から解き放たれるという表現が気になって、ページをめくる手も進みます。サトゥーがどんな驚きの方法を使うのか、予想できないところがこのシリーズの醍醐味ですね。会社の疲れた日も、この本を手に取るとほのぼの観光気分で癒されます。長く愛されるシリーズって本当にいいものです。

感想

シリーズも35巻目となると、さすがにマンネリ感が否めません。今作は神界という新しい舞台が用意されていて、そこには期待したんですけど…正直ちょっと残念でした。 これまでのシリーズの魅力って、異世界での観光地巡りやほのぼのとした日常描写にあったと思うんです。でも今回は神界というテーマが重くのしかかってしまっていて、そのへんてこな世界観との相性がいまいち。物語として盛り上がりにはなるんでしょうけど、読んでてなんか退屈というか…歯切れが悪いというか。 また、登場人物たちの掘り下げも浅くなってきた気がします。35巻もあると仕方ないのかもしれませんが、キャラの新鮮さが失われていて、会話もテンプレ気味に感じてしまいました。 エンジニアの身としては、長く続く作品のマンネリ化ってコード保守の問題と似てるなって思うんです。基盤がしっかりしてるほど、改善が難しくなるんですよね。このシリーズもそんな段階に来てるのかな。熱心なファンなら楽しめるのかもしれませんが、私のようなカジュアル読者にはちょっと疲れました。

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