話題になっていたので読んでみました。正直、ここまで面白いとは思いませんでした! 『このミス』大賞受賞というのを見かけてから気になっていたんですが、実際に手に取ってみると一気読み必至。教師・如月が直面する謎めいた出来事の数々が、次々と明かされていく過程がもう本当にドキドキします。最初は「なぞなぞ?」と思うような張り紙や不可解な事件が、終盤に向けて驚くべき真実へと繋がっていくんです。 著者の「どんでん返しの新女王」という触れ込みが大げさじゃないなと実感しました。読んでいる途中で「あ、こうなるんだ」と思ったことが次々と裏切られます。学園という舞台設定も、大人が読むには絶妙で、教師側の視点だからこその緊張感があるんですよね。 本当に短編で完結する話なのに、驚きの数が詰まっていて、文庫本としても読みやすい。主婦生活で時間が限られている身としては、効率よく興奮を味わえる一冊として重宝しています。最後の数ページのあの転換は、思わず誰かに話したくなるレベルです。30万部突破も納得です。