漫画やライトノベルばかり読んでる自分が、なぜこんな作品に惹かれたのか自分でも驚いています。最初は「週刊誌記者」とか「容疑者との対話」という設定に不安もあったんですけど、ネットのレビューで高評価だったので思い切って手に取ってみました。 正直、予想を大きく裏切られました。表面的には犯罪サスペンスなんですが、実は人間の欲望とか自分らしさって何なのか、っていうもっと深いテーマが隠れている。主人公の梶井という女性が放つ言葉一つ一つが、周りの登場人物だけじゃなく、読んでる自分の心にも影響を与えてくる感じで。 文章が難しいところもあって、何度か読み返した箇所もあります。けど、だからこそ深く考えさせられるんだと思う。自分はまだ大学生で、人生経験も少ないけど、この本を読んで「社会」とか「個人の欲望」について初めてちゃんと考える機会になりました。 同年代の友人にも勧めたいけど、万人向けではないと思うので、心に余裕がある時に読むことをお勧めします。