新装版ということで、あらためて手にしてみました。ファンタジー小説というと敬遠していた時期もありますが、この作品は違いますね。主人公ウォルと少女リィの二人が王座奪還を目指す物語なんですが、読み始めたら本当に止まりません。 何が良いかというと、キャラクターたちがみんな魅力的なんです。特に山の民など、一見すると脇役かと思うような人たちが物語に深みを与えている。戦闘シーンも迫力があるし、絶望的な状況でのリィの機転には思わず唸ってしまいました。 嘱託での仕事も疲れる毎日ですが、こういった本を片手に、夜寝る前の時間を楽しく過ごせるというのは良いものです。新装版の装画もきれいで、本棚に並べたくなります。累計350万部というのも納得。気軽に読書を楽しみたい方なら、ぜひ手に取ってみてください。引き込まれる面白さです。