主婦目線でお金と不安について考えさせられる一冊でした。タイトルが「幻想」ということで、もっと根拠を示しながら日本人のお金への向き合い方を根本から覆すような内容を期待していたんです。 実際に読んでみると、労働と投資の関係性や教育現場での問題提起など、確かに考えるべき視点は示されています。特に小学生が親の年収で人の価値を判断する話は、子どもを育てる身として改めて考えさせられました。 ただし、8つの問いから「生存戦略」を描くとありますが、具体的な解決策まで落とし込むには少し物足りなさを感じました。不安を希望に変えると謳われていますが、その変わり方のプロセスがもう少し実践的だったら良かったな、と。 子育て中だからこそお金と人生について考えることは大事だし、読む価値はあります。ただ、同じくらい期待値が高かったので、少しがっかりした部分も正直あります。気軽に読める内容ですが、何か大きなきっかけをもたらす一冊かといえば、そこまでではないという印象です。