感想
映画好きな人と家族の絆を描いた作品ということで、つい手に取ってしまいました。父と子の関係が映画を通じて変わっていく様子は、読んでいて温かい気持ちになれますね。 ただ、正直なところ、ストーリーの展開が予想の範囲内に収まってしまった感があります。映画への愛情と家族問題というテーマ自体は素敵なのですが、もう少し予想外の転機や深い葛藤があってもよかったかなと思いました。 それでも、映画の面白さについて語るページは本当に楽しく読めます。映画好きなら共感できる部分も多いでしょう。家族との時間を大事にしたい年代の私たちにとって、読んでいて「映画を一緒に見たい」という気持ちにさせられるのは素敵だと感じました。 気軽に読める文庫本としては良い選択肢だと思います。映画に興味がある方や、家族ものが好きな方にはおすすめできる一冊ですよ。