久しぶりに、こういう本に出会いました。動物たちが登場人物として自分たちの悩みや個性を語るというシンプルな構成なんですが、読んでいて「あ、これ自分じゃん」って思わず笑ってしまう瞬間がたくさんあるんです。 公務員という職業柄、毎日似たようなルーチンをこなしているから、この本に登場する不器用で真面目な動物たちの姿が妙にリアルに感じられました。知識が多すぎて頭が重いというアリの悩みなんて、仕事をしていく中で本当に共感できる部分があります。 『ハリネズミの願い』を書いた著者の作品ということで手に取ったんですが、気軽に読める割に深い余韻が残る。難しい言葉を使わず、でも人間関係や生き方について考えさせられる。気分が沈んでいる時に読むと、なぜか元気が出るんです。動物たちの素朴な言葉が心に染みる感じ。 仕事のストレスがたまった時の気分転換に、この本はぴったり。肩の力を抜いて、でも何かを得られる。そういう本って実は貴重だと思います。