lit-logの本棚
感想

話題になってたから読んでみたんだけど、正直なところ予想と違う感じだった。震災とそれ以降の人生について真摯に向き合った作品なんだけど、ライトノベルとか漫画ばっか読んでる自分には少し重かったというか。でも悪い意味じゃなくて、こういう「重さ」って大事だなって改めて感じた。 主人公の坂井祐治が何かを失い続ける話なんだけど、その喪失感の描き方が淡々としてて。派手な劇的展開とかはないんだ。でも逆にそこが、リアルなんだと思う。世の中の話題作ってもっと盛り上がりがあるのが多いから、この静かさは新鮮。 仙台在住の書店員作家の目線で描かれてるからなのか、地元の風景とか人間関係がすごく丁寧で、その世界に引き込まれる瞬間がある。ただ、全体的には「もうちょっと何か欲しかったな」という物足りなさも残った。今の自分のレベルだと完全には消化しきれない作品な気がする。数年後にもう一度読んだら評価変わるかもな。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ