前巻までは好きだったんですが、6巻はちょっと引っかかるところがありました。 新キャラの鈴木さんの登場で物語が転換していくみたいなんですが、正直その描き方がしっくり来ないというか…。フジイのぼんやりとした視点で人間観察をしていく作風は好きだったのに、今巻ではそのバランスが変わってきた感じがします。鈴木さんとの対比があるからかもしれませんが、なんか説教的になってないですか? あと、フジイ本人に大きな出来事が起きるらしいんですが、そこの描写も期待値と違いました。もっと深く掘り下げてくれるのかなと思ったのに、サラッと流された感じで、読んでて物足りなさが残ります。 120万部突破の人気作だから期待値が上がってたのかもしれません。次巻に期待したいところですが、今のところ続きを急いで読もうとは思えないのが正直なところです。