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イージス要塞やまと【3】日本復活!

イージス要塞やまと【3】日本復活!

羅門 祐人 電波社 2026年3月18日

感想

医療現場での日々の疲れを癒してくれる本を探していたときに、この『イージス要塞やまと』シリーズの最終巻に出会いました。 第3巻ということで正直少し迷いましたが、これまでの流れを確認してから読み始めたのが正解でした。日本の復活というテーマは、現在の時代背景とも重なるものがあり、ついつい一気読みしてしまいました。 仕事柄、社会情勢や国防といった話題には敏感になっていますが、この作品はそうした現実的な課題をフィクションの世界で巧みに織り込んでいます。難しすぎず、かといって浅くもない、ちょうどいいバランス感覚が素晴らしい。 登場人物たちの葛藤や決断の場面では、思わず応援したくなるほどの熱さを感じました。複雑な状況の中でも人間らしさを失わないキャラクター表現が印象的です。 短編形式で読みやすくまとめられているのも、忙しい日常の中で読書を続けるうえで大助かり。また新しいシリーズが出たら必ず読みたいと思わせる、そんな魅力あふれる一冊でした。