起業って聞くと、どうしても敷居が高く感じてしまうけれど、この本はそんな固定概念をぶち壊してくれました。新卒で内定を取消されるという絶望的な状況から始まる主人公の物語、実に痛快です。 何が良かったかというと、起業のHow-toを堅苦しく説明するのではなく、一人の若者の挑戦を物語として楽しめることなんです。AIの活用方法も現実的で、実は自分たちの会社でも応用できそうなアイデアがいくつもありました。40代の会社員として、つい「もう後がない」と思ってしまう年代ですが、この本を読むと、視点の切り替えと行動力の大切さを改めて感じさせられます。 テンポよくページが進むので、通勤時間のわずかな時間でも無理なく読めるのも魅力。ビジネス知識も必要ですが、まずは人間ドラマとして引き込まれてしまいます。同じ会社員として、どこか勇気をもらった気がしますね。気軽に読めるけれど、読み終わった後は何か行動したくなる、そんな素敵な一冊です。