みくの本棚
感想

最近、書店で話題になっていたこの本をついに読んでみました。正直なところ、こんなに引き込まれるサスペンスはしばらく読んでいなかったです。 監禁されたアレックスという女性の視点から始まるんですが、最初から息つく暇もないほどの緊迫感。ページをめくる手が止まりません。登場人物たちの思惑が絡み合っていく中で、読者の予想は次々と裏切られていきます。まさに帯に書かれた通り「予想を全て裏切る」んです。 若い頃、サスペンス小説をよく読んでいたんですが、この歳になると新しい作品との出会いは貴重。複雑に見える物語も丁寧に読み進めると、実に計算し尽くされた構成になっていることに感心しました。ラストの衝撃度たるや!なるほど、これが英米ミステリ界で話題になるわけだと納得です。 週末のパート休みに一気読みしてしまいました。人生経験が長い分だけ、登場人物たちの心理描写もより深く理解できた気がします。話題の本として確実な傑作だと思います。