去年ルノアールで

去年ルノアールで

せきしろ

出版社:マガジンハウス 出版年月日:2006/02/01

マガジンハウス | 2006/02/01

4.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

どこか昭和の香りが漂ってきそうな喫茶ルノワール でかでかと黒豹がプリントされたトレーナーを着たおばさんや 競馬新聞とにらめっこしているおじさん、五体不満足を子供に 読み聞かせる客やココアにクリームを入れないでくれとしつこいほど 言う割にココアを残して帰っていくグラサンの女。 そこに集うちょっと変わった人々を観察し想像しひたすら妄想を ふくらましていくせきしろ氏のエッセイ。 話の内容がものすごく面白いというのではないのだが とにかく文章が面白いのだ。 なぜにルノアールに通い続けるのか? そうせずにはいられない何かがルノアールにはあるのだろうか? そんなアホな!!と思いつつも読まずにはいられないせきしろ氏の エッセイとどこか同じ匂いがする場所なんだろうな。

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