れんげ荘

れんげ荘

群ようこ

出版社:角川春樹事務所 出版年月日:2011/05/01

角川春樹事務所 | 2011/05/01

3.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

れんげ荘は 梅雨時は湿気とカビとの戦い 夏は蚊の大群が襲来し 秋になると冷えとすきま風に悩み 冬は部屋の中にも雪が降る寒い部屋。 ここは家の中なのか!! なかなかのサバイバル生活だ 一日何をするともなく散歩に出たり 本を読んだりして過ごす生活。 なにか大きな事件が起きるわけでもない (ちょっとした出来事はあるけど) これで良いのか?と考えたり ここを出て行きたくない、という思いは捨てられない と考えたり 春夏秋冬、大変なこともあるけれど キョウコの生活は楽しそうだ。 地震がくればまっさきに潰れそうな ボロアパートだけれど 「その時はそのとき」と達観できるクマガイさん 私もいずれクマガイさんのように人生を達観することが できるようになるのだろうか。 色々と悩み始めたら結局すぐに私の 悩み許容範囲を超えてしまうので、まぁいいか・・ とは思えるのだが それは達観とはいわない気がする。 ふと考える いずれ子供は家を出ていく そしたら夫と二人になり どっちが先かはわからないけれど 残された方は年金でほそぼそと生活費を 工面しながら1人で暮らすのだ。 (夫が先に逝く設定) 学生時代に一人暮らしの経験はあるけど 若い頃とはやはり違うだろう。 寂しいだろうか まだ今ひとつピンとこない しかし、きっと家族と同居すればそれなりに 一人でいてもそれなりに 人生は迷い、悩むものなのかもしれない。 クマガイさんがお隣に住んでるような アパートなら住んでみたいと一瞬思ったけど あかん、蚊の大群とカビはシャレにならん やっぱりれんげ荘に住むのは私には 無理やわww 

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