ひそやかな花園

ひそやかな花園

角田光代

出版社:毎日新聞出版 出版年月日:2010/07/01

毎日新聞出版 | 2010/07/01

4.00
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みんなの感想

感想

毎年夏になると弾の家の別荘で行われるサマーキャンプに 集まる樹里、賢人、 雄一郎、紀子、波留、紗有美の七人の子供たちとその両親。 子供たちはそこで幸せな夏を過ごしていた。 集まってくる親たちとは日頃の生活の中での接点はない。 親戚というわけでもない。 しかしある年の夏を境にキャンプは行われなくなった。 その後は会う事もなく大人になっていく子供たち。 あの夏の集まりは何だったのか。 最初、これは・・・ 宗教団体の話なのだろうか? と思って読み始めた私だが 大人になって再会する機会に巡り合った彼ら。 真相を知っていく展開はなかなかミステリーっぽくて 緊張感あり。。 あのキラキラした夏の思い出が重たい真実として 彼らの前に突きつけられる。 サマーキャンプから20年ほどしてから再会してるので あの頃の父母と同じぐらいの年齢になってるわけで 多少は親の気持ちもわかる年齢にはなっているとはいえ やはり親子の事情はそれぞれの親子で違うわけで そういうところを登場人物それぞれの視点で丁寧に 書かれているので なかなか読みごたえのある作品でした。 なんといっても紗有美のうざさが際立つ(笑)

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