食堂かたつむり

食堂かたつむり

小川糸

出版社:ポプラ社 出版年月日:2008/01/01

ポプラ社 | 2008/01/01

3.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

ある日、突然恋人が自分の前から去ってしまう 祖母から譲り受けたヌカ床ひとつを持って実家に帰る倫子 声を失った倫子はそこで1日1組限定の食堂を開くことになる。 静かにゆっくりと時が流れているようなそんな不思議な 感じが漂っていた。 少し『かもめ食堂』と似た空気感があるように感じる 熊さんや周りの人たちが優しくて温かく、そういう人たちとの 出会いややり取りの中で倫子が少しずつ再生していく物語 ファンタジーのような描写があるかと思えば現実的で哀しい描写もある そこらへんが丁度よい加減でミックスされている ただ、豚はペットではなかったのか? 倫子のすることに否定はしないけれど私の中でいまひとつ しっくりできないことでもある。 ペットならペットとしての一生があるのではないかな? と・・・ 母との確執や自分の出生についての謎などについて私自身はあまり 共感というか感情移入ができなかったのでいまひとつ乗り切れないで 読んだ節はあるのだが文章は丁寧だ。 『食堂かたつむり』こんな食堂を知っていたら幸せだろうなぁ。 ザクロカレーってどんな味なんだろう?

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