ひかりの魔女 よつば旅館の巻

ひかりの魔女 よつば旅館の巻

山本甲士

出版社:双葉社 出版年月日:2026/03/11

双葉社 | 2026/03/11

4.00
本棚登録:6人

みんなの感想

よつば旅館シリーズ、今回も素晴らしかった。このシリーズはもう4巻目なんですね。毎回思うんですけど、真崎ひかりというキャラクターの魔力というか、引き込まれる力が本当に凄い。 今回の主人公・直大は妻を亡くした悲しみを抱えた人物。重い設定だけど、このシリーズの醍醐味はそこからの「ほっこり感」なんだと改めて感じました。旅館という舞台で、ひかりさんとの交流や地域の人たちとの関わりを通じて、少しずつ前向きになっていく過程がすごく自然で心地よい。 フリーランスの自分も、人付き合いが希薄になりがちな生活をしているので、このほっこり系の話は特に心に染みます。派手な冒険や大きなドラマじゃなくて、日常のなかにある小さな幸せを丁寧に描いている感じが好きですね。 登場する白髪ロン毛の男性も気になる存在。謎めいた人物がどう物語に関わっていくのかという楽しみもありました。気軽に読める一冊ですが、その奥には温かいメッセージがちゃんと詰まっている。また次の巻も読みたくなります。

新社会人になって疲れた時に読むのにぴったりな一冊でした! 最初は50歳のおじさんが主人公っていうことで「大丈夫かな」って思ったんですけど、読み始めたらめっちゃ引き込まれました。妻を亡くして絶望している直大さんがひかりさんという個性的なおばあちゃんとの出会いで少しずつ変わっていく様子って、すごく温かみがあるんですよ。 何より良いのは、無理に感動させようとしてないところ。釣った魚を食べたり、近所の人と交流したり、日常のちょっとした出来事の積み重ねで心が動く感じが自然で好きです。僕も最近仕事で疲れてるので、こういう「ほっこり系」って本当に必要だなって実感しました。 ひかりさんのキャラが立ってて面白いし、後半に出てくる謎の男性とのやり取りも気になります。サクッと読めるボリュームなのも新社会人には嬉しい。疲れた時や心がザワザワしてる時に、手に取ると癒されると思います。シリーズ4作目らしいので、他のやつも読んでみたくなりました!