ななつのこ

ななつのこ

加納朋子

出版社:東京創元社 出版年月日:1999/08/20

東京創元社 | 1999/08/20

3.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

今まで何故かタイミングが悪く読み過ごしていた作家の一人 加納朋子さん。 ようやく読みました。 やはりデビュー作から読もうと思って! 面白かった。 設定もおもしろいし登場人物の個性もはっきりしていて 魅力的だ。これがデビュー作なのか!  主人公、駒子が気に入っている童話集「ななつのこ」には 七つのお話が収録されている。 自分の身近に起こったちょっとした謎を相談するかたちで 駒子は作者の佐伯綾乃に手紙を出す。 そうして始まった二人の文通。 今なら、メールなのかもしれないけれど 手紙っていうのがまた、いいよね。 日常ミステリー系なので殺人が起こるわけでもなく 事件にインパクトはないけれどちょっとした悪意みたいな ものは放り込まれていたりして、ドキリっとすることもある。 ただ、全体的には微笑ましく進んでいく感じです。 「スイカジュースの涙」「モヤイの鼠」「一枚の写真」 「バス・ストップで」「一万二千年後のヴェガ」 「白いタンポポ」「ななつのこ」 駒子シリーズはこれ以外にもあるようなので 続けて読んでいきたい。

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