かのこちゃんとマドレーヌ夫人

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

万城目学

出版社:筑摩書房 出版年月日:2010/01/01

筑摩書房 | 2010/01/01

4.00
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みんなの感想

感想

いつもの作風とは少し趣が変わっていて、子供向きに書かれた ような文章の造りなのだが、大人でも十分に楽しめる。 というか私の中ではかなりの名作の香り漂っている(笑) 小学一年生のかのこちゃんの家にやってきた野良猫の マドレーヌ婦人は外国語を話す事ができるマダーームな猫。 難しい言葉を意味も解からず覚えるかの子ちゃんの最近の お気に入りは「刎頸(ふんけい)の友」という言葉。 お転婆な小学一年生の女の子が日々経験する様々な事。 そういえば小学一年生の頃ってこんなこと考えていたのかも? と記憶の彼方にある自分の幼いころの日々を思い出したり 個性的で魅力的なマドレーヌ婦人とその周りの猫達との日々。 どちらも生き生きと描かれて、楽しんだり胸を掴まれたり。 不思議で奇妙な独特な感じはいつもの万城目ワールドなのだが もう少し優しくて読みやすいお話になている。 成長していく中で経験する別れの寂しさや切なさもユーモア の中にうまく盛り込まれている感じ。 で、かのこちゃんのお父さんは実はあの人?な展開も 万城目ファンには嬉しい限り。

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