木暮荘物語

木暮荘物語

三浦しをん

出版社:祥伝社 出版年月日:2010/11/01

祥伝社 | 2010/11/01

3.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

築うん十年、安普請のボロアパート小暮荘にまつわる七つの短編。 学生時代からこのアパートに住んでいる地味な社会人の繭の 三角関係の話 死ぬ前にもう一度恋をしてセックスがしたいと熱望している 老大家、小暮の話 トリマーの美彌とその筋の男前田にしか見えない謎の突起物を 介して知り合った二人の話。 繭の勤め先の花屋の夫婦の浮気にまつわる話。 二回の穴から階下の部屋の女子大生をのぞき見する神崎の話。 男を取っ替え引っ変えのだらしない女子大生に見える光子 の抱える悩みと本心。 繭のことを気にかけてくれていた花屋の客ニジコと並木の話。 小暮荘に住む住人たちやその周りにいる人達の何気ない 日常の中にあるちょっとした出来事や悩み、誰にでも 小さな秘密はあるわなぁ。 ちょっと嫌な奴かな?と思っていた人が案外といい奴 だったり、あんまりべったりな人間関係も疲れるけれど これぐらいのちょっとした壁のうすさ加減な付き合いは ちょうどいいのかもしれない。

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