漁港の肉子ちゃん

漁港の肉子ちゃん

西加奈子

出版社:幻冬舎 出版年月日:2011/08/01

幻冬舎 | 2011/08/01

4.00
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みんなの感想

感想

小学校5年生のキクコのお母さんは「肉子ちゃん」 でも本当の名前は「菊子」太っているからみんなに「肉子ちゃん」 と呼ばれている。 さて、この肉子ちゃん、男に騙されその男の借金を返すために 延々と働き返済したかと思うとまた男に騙され、流れ流れて娘と 二人この漁港にやってきた。 漁港の小さな町で焼肉屋の主人に気に入られ、そこで働きはじめ 娘と暮らすことになる。 天真爛漫なのか? ただのぐうたらなのか? よく言えばおおらか、しかしかなりのだらしなさ。 そんな肉子ちゃんとキクコの母と娘。 ピントはずれてるし男には騙される。 愚かな女と見えるかもしれないけど、 どれだけ騙されても酷い仕打ちを受けてもどんなことがあっても 明るく立ち上がる、そして生き抜いている肉子ちゃんの生命力。 もうね、良い母親とか賢い女性とか、そんなもんが霞んで見えるぐらい 彼女の力強さと優しさに圧倒されたわ。 笑える笑える、そしてやっぱりホロリとさせられました。

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