ランナー

ランナー

あさのあつこ

出版社:幻冬舎 出版年月日:2007/06/01

幻冬舎 | 2007/06/01

3.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

高校1年生の加納碧季(あおい)は長距離走者として優秀な選手だった。 しかし、たった一度レースで負けたことで走ることに臆病になった彼は 陸上から逃げるように退部してしまう。 そして、そのことへの彼の言い訳は複雑な家庭事情ゆえ妹の 面倒を見るということだった。 確かにレースで失敗した原因のひとつに彼の家庭の事情が 関係していることはあるが走ることが恐怖で逃げたのも事実である 逃げたままでは前へ進めない、もう一度スタートラインに立つために 碧季の挑戦は始まる。 陸上小説ではあるけれどそれだけではない深みのある作品でした。 どうしても母親目線で読んでしまうので 碧季の母親の辛さに思いが行ってしまいましたが 碧季の背負っているものの重さに涙が出ます。 うちの娘も高校1年生 そう思って読むとなおさら碧季も母親もそして妹(杏樹)も かわいそうで辛かったです。 しかし、バッテリーにしてもあさのさんの書く小説に出てくる 男の子はなんてストイックなんだろう。 強いんだろうけれど先端ぎりぎりのところまで 追い詰められていく感じがして どうにも辛くなる。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ