まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒

三浦しをん

出版社:文藝春秋 出版年月日:2006/03/01

文藝春秋 | 2006/03/01

5.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

まほろ駅前で「便利屋」をいとなむ多田はあるひ 高校の同級生である行天とバス停で再開する。 その日から多田の自宅件事務所に転がり込んできた行天 便利屋の仕事を積極的に手伝うわけでもないが仕事に行くときには なぜかいつも同行。多田と行天の共同生活が始まる。 便利屋に舞い込む仕事はさまざま 犬を預かってほしいと訪れる婦人あり、バスの運行がきちんと 行われているか監視してほしいだの、倉庫の整理だの 塾の送り迎えだの。。。 自称コロンビア人の娼婦ルルや麻薬の売人、星。 登場人物が個性的。 破天荒な行天には行天の、多田には多田の それぞれに哀しい過去がある。 ほかの登場人物たちにしてもしかり。 でも、なんとなく暗い背景があるにもかかわらず どこか外に向かっていく健康的な明るさみたいなものも 感じることができてホッとした。 読みながら映像が見えてくるような小説。 これはドラマ化されるとおもしろいだろうなぁ、と 思ってしまった。

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