死神の精度

死神の精度

伊坂幸太郎

出版社:文藝春秋 出版年月日:2005/06/29

文藝春秋 | 2005/06/29

4.00
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みんなの感想

感想

あの世の情報部から与えられる少ない情報を元にして 人間界にやってくる死神。彼は千葉と名乗りその時々で 姿かたちを変えながら対象となる人間の死を「可」とするか 「見送り」とするかを判定するのが仕事。 彼が出会う6人の人間たちとの7日間。 それぞれのお話が全く違う展開で進んでいくのは さすが伊坂さん、いろんなジャンルのお話が書ける人なんだと あらためて感心する。 6人の人生が幸せだったのかそうではなかったのか 中には釈然としない死もあるけれど人間の生死や生き方には 全く関心がない死神には関係のない話だ あくまで死神視線でクールでビジネスライク それでも 「幸せか幸せでないかなんて死ぬまでわからない」 やっぱり結局死ぬまでどう生きていくかが大切なことなんだろうな・・・ なんてことを考えてみたり・・・的外れかもしれないけれど。 外見は人間と同じでとっても真面目に仕事に取り組んでいる死神 しかし、どこかずれているのだ、会話が。 冗談というものがわからない死神と人間の会話にギャップが あったりその対応が面白かったりでいつのまにか この死神に好感をみっている。 死神(千葉)が人間界で仕事をするときは必ず雨が降っている。 そして死神が愛するもの、それはミュージック。 雨の日に町のCDショップで視聴しているちょっと会話の ずれた人がいたらそれは死神かもしれない・・・

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