女王さまの夜食カフェ

女王さまの夜食カフェ

古内一絵

出版社:中央公論新社 出版年月日:2016/11/17

中央公論新社 | 2016/11/17

5.00
本棚登録:1人

みんなの感想

感想

よく出来た兄にコンプレックスを 抱いている漫画家の卵である青年や 自分の子供の成長に必死の母親 シャールの友人でもある中学教師の柳田は 娘の進路に大反対 それぞれどこか見覚えがあるような 親子の話 昔なら子供の気持ちで読んだ内容も 今ならあれこれ心配で口を出す親の 気持ちもわかるし、まぁね、全く 同じ境遇かって聞かれればそうでも ないんだけれど共感する部分は多かった。 親はね、見守るしかないんだよ。 きっと店内は間接照明で薄暗いんだろうな と勝手なイメージのマカン・マラン 子育てに必死過ぎて結局は子供が 見えなくなってしまった母親にも 静かに優しく語りかけるんです 「生きて行くのって寂しいのよ」 親子だって、夫婦だって、恋人だって どんなに思い合ってたって わからないことはあるよね。 そう誰にだって泣きたい夜はあるし 幸福の裏には寂寥が潜んでいるもの。 みんな寂しくて一生懸命、それでいいじゃない 今回もじんわりしたーー。 誰の人生にも意味はあって価値もある 自分の人生が愛しくなるような そんな読後感でした それにしても 失敗を責めずに、長所を褒めて人を動かす。 本当にシャールって人たらしやわあー。 今回も出てくる料理がどれも美味しそう 近くにないかしらマカン・マラン 常連になるしかない!!!

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ