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Random House Roget's Thesaurus

Random House Roget's Thesaurus

Random House BALLANTINE BOOKS 2001年1月1日

英語の論文執筆時に辞書代わりに購入しましたが、正直なところ期待ほどではありませんでした。 確かに11,000以上の見出し語と200,000を超える同義語・反対語が収録されている点は圧巻です。アルファベット順に整理されていて基本的な使いやすさはあります。ただ、大学院レベルの学術的な執筆となると、この本が提供する同義語の選択肢が時々曖昧に感じられるんです。 特に気になるのは、文脈や学問分野による使い分けの説明が不十分だということ。確かに400以上の同義語研究セクションはありますが、より細かいニュアンスの違いや、学術文脈での適切な用法についての記述がもっと欲しかった。新語セクションも存在しますが、学問の進展スピードに追いついているのか疑問です。 デジタル時代に、わざわざ紙の辞書を持ち運ぶ必要性も感じにくくなりました。オンライン版やアプリの方が検索も速いですし。基本的な参考書としては及第点ですが、より専門的・学術的なニーズには応えきれていないように思います。