たろーの本棚
半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される(4)

半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される(4)

森永あぐり / 矢城慧兎 アルファポリス 2026年3月4日

半魔の竜騎士シリーズ4巻、期待通り面白かったです。前巻までの王都編がついに終幕を迎えて、新しい舞台「イルヴァ」へと話が進むんですけど、その転換がすごくうまく作られていて引き込まれました。 何より驚いたのは、カイルが子どもの姿になってしまうという予想外の展開。最初は「え、ここからどうするの?」って不安だったんですが、むしろこれがストーリーを深掘りするいい機会になってて、キャラクター同士の関係性がより丁寧に描かれていて良かった。アルフレートとの関係も新しい視点から見え始めるし。 作画もやっぱりきれいで、アクションシーンもストーリーの展開も、テンポよく読み進められます。ただ、新展開への導入部分がちょっと詰め込み気味かなって感じたので、次巻への引っ張り方としては上手いけど、もう少しゆっくり丁寧に見たかった気もします。 でも総合的には、シリーズを続ける価値はしっかりある。5巻が待ち遠しいです。