シリーズ第2弾ということで期待して読みましたが、期待を上回る面白さでした! 復讐代行チーム〈ハングマン〉の活躍を描く本作。正規の司法では裁けない悪人に対して、彼らが独自の正義を遂行していく...という設定だけで既にグッと引き込まれました。特に今回の「鵜匠殺し」という題材は、日本的な歴史背景を巧みに利用していて、単なる爽快感だけじゃない深さがあるんです。 登場人物たちの動機や思考回路がリアルで、それぞれのストーリーが丁寧に描かれているのが良かった。『騙す側でいた方が人生楽しい』というダークなテーマを扱いながらも、読んでいて不快感を感じさせない構成が見事です。ページをめくる手が止まりませんでした。 シリーズ第1弾を読んでない人でも充分楽しめると思いますが、できれば読んでからの方が世界観の奥行きがより感じられると思います。今、話題の作品として周りにもおすすめしているんですが、エンタメ小説としての完成度の高さは本当に素晴らしい。第3弾も絶対読むつもりです!