感想
ダ・ヴィンチで紹介されているのを見かけて、気になっていた本をようやく読みました。吉田松陰という歴史的人物の思想を現代に活かすという趣旨は素敵だなと思ったのですが、読んでみると正直なところ期待値と現実にズレを感じました。 「覚悟を決めることの大切さ」というテーマは確かに響くところがあります。特に人生経験を重ねた世代だからこそ、後悔なく生きることの重要性は心に留まります。アスリートや経営者に愛読されているというのも納得できる部分はあります。 ただ、内容としては言葉が簡潔すぎるというか、各セクションが短く、もう少し掘り下げた解説があれば深みが増したのではないかと感じました。超訳という形式なので仕方ないのかもしれませんが、私のような本格的な思想書を好む読者には、やや物足りなさが残りました。 啓発本として読むなら十分な価値があると思いますが、自分には可もなく不可もないという印象で終わってしまいました。