本と珈琲の本棚
自由にあきらめずに生きる 外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質

自由にあきらめずに生きる 外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質

河村真木子 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2026年1月23日

感想

話題沸騰と聞いて手に取ってみたが、正直なところ「まあこんなもんか」という印象だった。外資系金融で活躍してきた著者が、お金との付き合い方について語る本だ。 内容はシンプルで分かりやすい。「お金のために自分の気持ちを抑えるな」といった基本的な考え方が繰り返し説かれている。若い世代の子どもたちに向けたメッセージという触れ込みだけあって、難しい金融理論よ難しい金融理論もなく、読みやすくはある。 ただ、この年になると既に知ってることばかりという感覚は拭えない。人生経験を積んできた人間には、少々物足りなく感じられるかもしれない。金融業界人ならではの深い洞察や、実際の現場でしか得られない具体的なエピソードをもっと盛り込んでいれば、より説得力があったのではないかと思う。 悪い本ではないが、わざわざ時間をかけて読む必要があるかと問われると微妙。気軽に読む分にはいいだろう。