感想
ライトノベルは普段あまり読まないのですが、転生ものということで試しに手に取ってみました。 家族に搾取されてきた主人公が、WEB漫画の悪女キャラに転生するという設定は面白いですね。「もう善人をやめよう」という割り切りの良さと、その後の自由奔放な行動が作品の軸になっているようです。美貌と魔力を使って好き勝手に生きるという展開も、ある種の爽快感があります。 ただ、正直なところ、全体的には予想の範囲内という印象を受けました。転生後の主人公が周囲に思いがけない影響を与えていく過程も、ライトノベルとしてはよくあるパターンかもしれません。キャラクターが立っているとは思いますが、物語としての深みや意外性に少し欠ける感じがしてしまいます。 気軽に読むには悪くないけれど、特に心を掴まれることもなかった、というのが率直な感想です。仕事帰りの息抜き程度の読書には十分ですが、もっと強い印象を残す作品を求めている身としては、物足りなさが残りました。