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百鬼夜行抄(32)

百鬼夜行抄(32)

今市子 朝日新聞出版 2026年4月7日

感想

百鬼夜行抄もついに32巻。これだけ長く続いてるシリーズも珍しいですが、相変わらずの面白さですね。 このシリーズの魅力って、妖怪という題材を扱いながらも、決して派手な戦闘やアクションに頼らないところだと思います。登場する妖怪たちのエピソードを通じて、人間関係や心理描写を丁寧に描き出す。32巻まで来てもそのバランスが崩れていない。むしろ深みが増してる気がします。 今巻でも、いくつかの短編を通じて、独特の世界観がしっかり保たれてました。主人公たちとの関わり方も自然で、長く付き合ってるキャラクターたちの成長を見守るような感覚も味わえます。 公務員という安定した職業柄、休日の気軽な読書時間にぴったりな作品です。難しく考えず、でもしっかり楽しめる。そういう良い意味での「気軽さ」と「質」の両立が、このシリーズが好きな理由なんだと改めて感じました。次巻も楽しみにしてます。

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