感想
このタイトルを見かけた時点で、もう笑ってしまいました。ロシア語で魔法詠唱って、なんだこれは…って感じですけど、それがまさに本作の魅力なんですよ。 異世界転生もの自体は珍しくないですが、ロシア語という渋い選択肢が入ることで、ありきたりな展開が一気に個性的になってます。勇者のアーリャさんが時々デレるっていう設定も、普段の冷たい印象とのギャップがたまりません。そういうキャラクター性が好きな自分にはドンピシャでした。 ストーリーとしては、チサキ殿下の婿・トーヤ殿を救うというメインプロットを軸に、一行のドタバタな冒険が描かれていて、テンポよく進みます。各キャラの関係性も丁寧に構築されてるし、時々挟まるコメディシーンも良い味付けになってます。ライトノベルらしい軽いノリで読みやすいから、気軽に読めるのも高ポイント。 何より、ロシア語で詠唱するっていう奇想天外な設定が最後まで活きてて、飽きさせない。続きが気になって、あっという間に読み終わっちゃいました。第2巻も絶対読みます。