新社会人として建設・インフラ関連の基礎知識を深めたいと思い、この道路橋示方書を手にしました。 率直な感想として、この改訂版は非常に実用的で信頼度の高い技術基準書だと感じます。令和7年の改定という最新性、そして昭和47年の制定以来、技術的知見と社会情勢の変化に対応してきた積み重ねが感じられるのは大きな利点です。共通編ということで基礎的な部分をしっかり学べ、これから本編に進む際の足がかりになります。 ただし、技術書としての性質上、本文は相当に専門的で、土木工学の基礎知識がないと読み進めるのに時間がかかります。新社会人の私でも、業務に直結する箇所から段階的に理解を深める必要があると感じました。 それでも、日本の道路橋設計に関わる統一的な基準を体系的に学べるという点で、実務を目指す者にとってはこれ以上ない価値があります。今後のキャリア形成の中で、繰り返し参照するべき一冊になりそうです。