のんちゃんの本棚
シャーロック・ホームズとハイゲイトの恐怖 上

シャーロック・ホームズとハイゲイトの恐怖 上

ジェイムズ・ラヴグローヴ / 日暮 雅通 早川書房 2026年2月18日

ホームズシリーズの新しい作品、それもワトスンの手稿の続きという設定に、思わずワクワクして手に取ってしまいました。 正直なところ、古典推理小説は敷居が高いと感じていたのですが、この一冊はそんな不安を見事に払拭してくれました。ハイゲイト墓地での怪事件という舞台設定からして、既に雰囲気満点。ホームズとワトスンのコンビの魅力はそのままに、予想外の方向へストーリーが展開していく面白さがたまりません。 何度も仕事の合間に続きが気になって、つい徹夜してしまいました。上巻ということで終わり方に「ここで!?」と思わずにはいられませんが、それがまた下巻への期待をグッと高めてくれます。 41歳になって、童心に帰るような読書の楽しみを思い出させてくれた一冊。仕事のストレスで疲れた夜に、ホームズの論理的な推理に引き込まれるのは何とも心地よい体験です。下巻も早く読みたい。推理小説が好きな方はもちろん、久しぶりに物語の世界へ没入したい方に本当におすすめです。